蚊の無駄にでかいやつであるガガンボ
(イラストは本文と関係ありません)
| 2003年06月分 | |||||||
| 第1週 | 6/1 | 6/2 | 6/3 | 6/4 | 6/5 | 6/6 | 6/7 |
第1週
| 2003/6/1(日) |
| 14時、三ツ沢公園競技場、J2第15節・横浜FC×山形。会場でスカパーの中継スタッフで来ていた金子尚文君と出くわす。「あれから1年経ったなぁ」という話になる。金子君は目下、サッカー中継の猛勉強中。驚いたことに今月4日の「浦和×フェイエノールト」戦中継では、片岡部長から「お前がプロデューサーをやれ」と指名を受けたらしい。 試合は山形の圧勝だった。横浜FC側から見れば、「審判に試合を壊された」というところで、現に猛抗議でリトバルスキー監督が退席処分になっているのだが、やろうとしているサッカーがずっとシンプルで形になっていたのは山形だった。横浜FCはボールの落ち着きどころがない。城がMFのように下がってボールを受けに行っている。0対4。 帰宅してNスペ『よど号と拉致(後)』。昨日の前編も面白かったが、これはスクープと言っていいでしょう。夜中、BS朝日でオランダカップ決勝「フェイエノールト×ユトレヒト」。フェイエノールト、無冠で公式戦を終える。小野は出場しなかった。3日後、ホントに埼玉で試合すんのかなぁ。 |
| 2003/6/2(月) |
| 原稿書きの一日。夜、筆がノッてきたところで妻を町屋・Manaへクルマで送らなければならなくなり、何というか思考の足踏み状態に陥る。ジョギング中に信号が赤になった感覚。考えがどんどんこぼれて来て困るのでManaでメモ用紙を借りて書いた。Manaは閉店後のワインの試飲会。すぐ帰るつもりが、小林さんがどんどん旨いものを出すので帰れなくなる。1時半頃までいて、帰ってすぐ続きを書いた。 当HPの掲示板、「ゆみこ」さんの書き込みで東京ヴェルディの三浦淳宏選手と大竹由美さんの婚約を知る。いやぁ、おめでとうございます。 |
| 2003/6/3(火) |
| 18時入り、青海・Jスカイスポーツ、「NHL02-03スタンレーカップ・ファイナルGAME4」MA入れ。スカパーの金子尚文君を通じて、突如、スタンレーカップ・ファイナルのゲスト出演の仕事が舞い込む。いやぁ、もう何だかわからないなぁ。国武さんには正月、プロ野球マスターズリーグ頼まれて、W杯の1年後にはスカパーと同じ青海フロンティアビルでホッケーのMA入れしてるとは。「ベースボールジャンキー」であり、「ホッケーナッツ」であり、「サッカーフリーク」でもあるという、何というか戦線のだらーんと伸びきった感じが俺なんだなぁ。 1年ぶりの青海は涙が出るほど懐かしかった。夕方、クルマでお台場へ向かう感じが『WCWJ』の頃と同じなんだよ。俺はここで色んなことを教わったなぁと思う。色んな人に出逢って、本当に世界が広がった。少し早めに控え室へ入ってスカパーのフロアへ顔を出そうと思ったら、驚いたことに『フットボール・アンチクライマックス』のスタッフが挨拶に待っててくれてそこで話し込んでしまった。『サッカーマガジン』に番組評を書いたのを随分恩に着てくれてるみたいなんだけど、いや、別に僕は単にあの番組のファンだからなぁ。「礼を言われるようなことじゃなくて、ただ楽しみにしてるんです。現場大変だと思うけど頑張って下さい」と声をかける。 MA入れは実況・土居壮アナ、解説・神戸達夫さん。ホッケーは知らない人が多いと思うけど、神戸さんっていうのは「ホッケー界の後藤健生」みたいな人だ。これまで文章を通してしか存じ上げなかったが、お逢いするとこれが絶妙の味のある方で、いやもう控え室で色んな話を聞いてしまった。神戸さんは神戸さんで、僕がどういう感じの男か、Bucksの春名選手に電話して尋ねたらしい。 今年のスタンレーカップはイースタン・カンファレンスは2位のニュージャージー・デビルスが順当に勝ち上がり、常勝軍団ぶりを見せつけたんだけど、ウエスタンに異変が起こった。何と7位のマイティダックス・オブ・アナハイムがデトロイト、ダラスを撃破し、同じくコロラド、バンクーバーと強豪を退けたミネソタ・ワイルドとセミ・ファイナルを争ったんである。で、見事、アナハイム決勝進出! 奇跡のストーリーですよ。これは判官びいきのBucksファンとして応援せずばなるまい。 ファイナル1、2戦は戦力差が明らかで、アナハイムは手も足も出なかった。それが第3戦、敵の名GK・ブロデューアの嘘みたいなクリアミス&オウンゴールが出たりして、オーバータイム(延長戦)で勝っちゃったのよ。アナハイムはオーバータイム不敗神話をこれまで作ってる。で、今日の第4戦なんだねぇ。 試合はニュージャージーが内容的には圧倒していた。それでも、ひとつ勝ったことでアナハイムに積極性が出た。これは名勝負だったなぁ。結局、0対0で又々、オーバータイムへ突入するんだけど、攻防に見応えがあり、緊張感がピーンと張ったままタイムアップ。アナハイムで良かったのはGKジゲールはもちろんだけど、オゾリンチだなぁ。オーバータイムがどうなったかというと、不敗神話が生きてたのよ、39秒、リバウンドを叩いたスティーブ・トーマスのゴール! 1対0。2勝2敗のイーブンにしちゃった。奇跡はどこまで続くのか。アナハイムがファイナル進出ってだけで充分あり得ないのに。 実況スタジオでは僕はとにかく「邪魔にならない」を心がけた。こんないい試合、余計なコメントで台無しにしたくないからなぁ。土居アナはさすがベテランって感じでリズムが心地良い。あと思ったけど、やっぱ俺たち素人は試合中、特に緊迫した場面で、息をつめて見てるね。しゃべりながら見る状態ってかなり特殊だと思う。 |
| 2003/6/4(水) |
| 19時、埼玉スタジアム2002、「さいたまシティカップ2003/浦和×フェイエノールト」。何か昨日今日とW杯回顧って感じ。去年の今日は『サッカーマガジン』のチケットもらって「日本×ベルギー」見に来たなぁ。今週発売の『サッカーマガジン』(6・17号、No.926)で倉敷保雄アナがあの日のことを振り返っている。 「放送席から見ていて一番いい雰囲気だったのは、初戦、ベルギー戦です。スタジアム全体が武者ぶるい、というのか。絶対に負けたくないという気持ちを、すべての人から感じた。そんな不思議な大気の中に身を置いて、その戦いを一番初めに口にできる―権利と責任に震える思いでした。決勝よりもすごかった」 ホントにそうだった。声枯れちゃってガラガラで番組やったなぁ。で、今日の佳き日にお迎えするのはW杯予選の取材でヨーロッパ行ったとき、ミッドウィークにロッテルダムで思い出を作ってくれたフェイエノールトなんである。浦和レッズ的には、小野伸二凱旋。試合前にAFC(アジア連盟)の年間最優秀選手賞、主審賞で小野伸二と上川徹氏が表彰を受ける。 主力を欠いてるとはいえ、フェイエノールト良かったよー。つないできっちり組み立てる。小野は16分で交代したけど、意表を突いたロングシュートで見せ場を作った。浦和サポーターが普段より静かで、去年の「スタジアム全体が武者ぶるい」とは程遠かったけど、そういうのもW杯は遠く過ぎちゃったんだなぁって感じがして悪くなかった。浦和2点めのエメルソンのゴールは物凄かったねぇ。2対2。 一年経つと非日常だったものが日常に変わるなぁと思うのは、雨を計算に入れて「SB席、バックアッパー」(3千円)のチケットを買ったり、帰り、浦和美園駅の入場制限を見越して、北越谷行きのバスに乗ったり、生活の知恵みたいなものがついて来ることだ。北越谷ルート、浅草へ一本で出られて気に入ったなぁ。 |
| 2003/6/5(木) |
| 原稿書きの一日。東京新聞朝刊(今日付スポーツ面)に「500号輝きしぼむ/ソーサ違反バット発覚」の記事。現地3日、デビルレイズ戦でサミー・ソーサがコルクバットを使ってたことが判明。シカゴの街はしょんぼりだろう。弱小球団カブスのファンにとってソーサのホームランはどんなに誇りであることか。当人は打撃練習用のバットを間違って試合で使用したと弁明している。 |
| 2003/6/6(金) |
| 原稿書きの一日。当HP3周年。去年は忙しかったなぁ。今年は完徹で昼前まで原稿書いて、4時間くらい寝て、夕方から別のを書いて、夜はGAORAの「日ハム×ダイエー」見ながら両方のゲラを待つという生活。良かった全部仕上がって、しかもFs勝って。 |
| 2003/6/7(土) |
| 19時、平塚競技場、J2第16節・湘南×大宮。今日は試合前、メインスタンドで三浦俊也さんに出くわす。もちろん、W杯から1年のお礼を申し上げた。三浦さんは埼玉県朝霞市にお住まいだったが、スカパーやWOWOWの仕事が増えて、通うの大変なので都内へ引っ越した由。いや、『WCJ』やったおかげで、1年経ってもこういうつながりがある。すんごい豪勢ですよ、前監督の解説つきで試合見るなんて。 試合は「サミア辞任、山田松市・新監督就任2戦め(前節・アウェーの広島に引き分け)の湘南」対「引き分けをはさんで6連敗中の大宮」という、厳しい戦い。キックオフと同時にドン引きで守りに入った大宮にもう負けたくないという気持ちが表れていた。枚数残して、攻撃はバレーのタテ突破。つまり、ポゼッションは断然、湘南が握る。だけど、そう簡単には攻め込めないんだ。サイドは枚数でケアされるし、正面へ放り込んでもパラシオスがはね返す。 湘南は新外国人のリカルドが全然ダメだった。あそこでどうにかしないと攻撃の形が作れないのに、ちょっと交錯するとすぐにピッチに寝る。あれはもっと戦わないとなぁ。セットプレーしか得点の匂いがしない。サイドからクロスを入れても人がいないんだよ。闘魂だな、今、湘南に必要なのは。 一方、大宮もバレーがハマッたのは一回だけ。チャンスがあまりにも少ない。スコアレス・ドローに終わったのは湘南に運が味方しなかった(2度、クロスバーを叩く)ことと、あと主審のおかげかなぁ。いや、今日の主審はホント、テンパッて見えた。何かだけど含蓄あった試合ですよ。考えることがいっぱいあった。 帰りは三浦さんのクルマに乗っけていただいて、都内までCLやブンデス取材のみやげ話を聞く。あとジーコ・ジャパンについての三浦さんの見解。いやぁ、今日はトクしたなぁ。 |