蚊の無駄にでかいやつであるガガンボ
(イラストは本文と関係ありません)


2001年11月分
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第3週

2001/11/11(日)
 原稿書きの一日。夜通し、BSフジでW杯欧州予選プレイオフを見てしまったので、「Fs鴨川キャンプ」も「東都プロアマ交流戦」も、「サッカー全日本大学選手権」も返上の日曜日。ホントに身体が4つ欲しいよ。



2001/11/12(月)
 22時、TBSラジオ『アクセス』出演。エンディングになって、NYクイーンズ地区にアメリカン航空機墜落というニュースが飛び込んで来る。第一報を入れてそのまま番組は終わったが、特番を組む可能性がある為、小島アナとスタッフはそのまま待機。村沢プロデューサーはさっそく田中宇さんを押さえていた。



2001/11/13(火)
 19時、スカパー渋谷オフィス、『WCWJ』作戦会議。明日ぶつける企画が大がかりなので、構成や要素の整理を済ませる。それと、いよいよ12月からオビ番組化するのでそれに向けてイメージ調整。タイトルどう変わるんだろう。とりあえず『WCWJ』はあと3回。



2001/11/14(水)
 15時入り、スカパー青海放送センター、『WCWJ』収録。ゲストは「2002サッカービレッジ事務局」の平沼善幸さん、そして「週刊サッカーマガジン」編集部の石倉利英さん。番組独自の取材も混じえて、キャンプ候補地の問題をとり上げる。今、この世の中には「俺が口きけばおたくの自治体にブラジル呼んでくるよ」的なブローカーが百人くらい暗躍している。W杯は試合自体も面白いが、こうしたパワーゲームに全国津々浦々が否応なく巻き込まれていくところが画期的だ。この企画はシリーズにする予定。番組としては、この巨大イベントにまつわるてんやわんやを出来るかぎりフォローしていきたい。

 収録後、今夜に備えていったん家へ戻り休憩、3時間くらい眠る。人間なかなか20時から寝られるもんじゃないが、何しろ昨夜は完徹で、寝たの今朝の10時だからな。目が覚めたらBucksの本間マネージャーからケータイに留守電が入っていて、新横浜のコクド戦でBucksが今季初勝利を挙げたことを知る。5対1の大勝。ちっきしょー、倒れてもいいから収録後、すぐゆりかもめに乗って新横浜へ向かうべきだったか。っていうかどうせ倒れるんだし。



2001/11/15(木)
 2時、スカパー青海放送センター、今夜はW杯欧州プレイオフと南米予選の最後のヤマ場。うちにいたんじゃBSフジの「ドイツ×ウクライナ」一試合しか見られないから、「日本一スカパーが見られる場所」に直接、乗り込んで観戦。信じられないことに優勝4回のブラジル、3回のドイツがまだ出場を決めていない。今日は仕事じゃないからコンビニで飲み物買ったりして、気楽に4台のモニターの前に座る。

 観戦したのは「スロベニア×ルーマニア」、「トルコ×オーストリア」、「チェコ×ベルギー」、「ドイツ×ウクライナ」、「ブラジル×ベネズエラ」の5試合。ようやくブラジル、ドイツが決まり、役者が揃った。スロベニアの初出場は市原のベルデニック監督(元スロベニア代表監督)も大喜びだろう。トルコは48年ぶり、ベルギーは6大会連続の出場を決める。個人的にはシェフチェンコ(ウクライナ)が見られないのが残念。いや、まあそんなこと言い出すとチェコは是非来て欲しかったし、そもそもオランダもなあ。出場32ヶ国中、残る椅子は2つ。昼頃、スカパー青海放送センターを出て、慎重にクルマを運転しながら帰宅。この日、タリバン政権が事実上崩壊。



2001/11/16(金)
 日刊スポーツ1面は「横浜”身売り”/ヤクルト合併も」。横浜ベイスターズの筆頭株主がマルハからニッポン放送へ変更されたことを受け、同じフジサンケイグループのフジテレビが経営権を持っているヤクルトスワローズ・多菊善和球団社長が将来的な合併の可能性を匂わせたというもの。記事本文を読むと別に多菊さんは大したこと言ってなくて、日刊スポーツが「球界再編・10チーム1リーグ制」というコンテに無理矢理、出来事をはめ込んだ印象。90年代はじめに巨人・渡辺オーナーがぶち上げた「10チーム1リーグ制」をこの時期にキャンペーンする根拠を同紙は持っているのか。フランチャイズを考えると東京から2球団減らされるおそれは充分あり、僕は「横浜Sベイスターズ」とか「千葉Fマリーンズ」なんてのを見たくない。

 合併といえば今週のニュースで、高砂部屋と若松部屋の統合合併が発表され、地元町会の人間としては大ショックである。高砂部屋は水戸泉が継ぐ方向でほぼ決まっていたが、結婚問題等でこじれ、親方の定年退職の期限が来てしまった。元朝潮の若松親方が高砂一門の総帥になる由。もう「相撲部屋と同じ町会」と他人に自慢できなくなりそうだ。

 昨夜、録画したW杯欧州アジア・プレイオフ「イラン×アイルランド」(NHK-BS1)を見て、オランダの猛攻をしのいだアイルランドの守備にあらためて感じ入る。アイルランド3回めの出場決定。この国は出場回数こそ少ないが過去必ず好成績(ベスト8、ベスト16)を挙げている。いよいよ残りの椅子はひとつ。オーストラリアかウルグアイか?



2001/11/17(土)
 14時、サントリー東伏見アイスアリーナ、西武鉄道×日光アイスバックス。「W杯を買った男」こと電通・山本敏博氏から今日明日、Bucksの試合を見たい旨、FAXが届き、こいつぁ受けて立たずばなるまいとカシマスタジアム行きを中止。さすが山本さんだ、いきなりアウェイとホームを両方見るつもりの人ってのも滅多にいない。
当方としては、後藤健生氏に負けないキャリアを持つ山本さんのサッカー眼にアイスホッケーがどう映るか、であるとか、Jリーグ立ち上げの事情を知悉する山本さんがスポーツビジネスとしての日本アイスホッケーリーグをどう考えるか、等、大変興味深いものがある。

 「西が丘みたいな感覚で来てください。待ち合わせしなくても会えますよ」と伝え、その通り、現地合流。防寒具のイメージは「高校サッカー見に行くつもりで」。アリーナの客層について山本さんは「若くて広がりそうな客がちゃんとついていますね」と第一印象を語る。広がりそうかどうかはともかくとして、僕はアイスホッケーの女性ファンの美人率はなかなかのものだという見解を持っており、いや、嘘だと思ったら、これ読んでる独身男は「単身、客層を広げる」つもりでアリーナに来てみて欲しい。俺もややもすると「単身、客層を広げる」気がむらむら湧いて困ることがあるが、よく考えると既に常連客もいいとこなので、個人の努力ではどうにもならないものがある。

 ゲームは1ピリ、何たることか西武・大川ダニエル(#28)がいきなりハットトリックを達成。いや、試合開始から凄まじい猛攻でBucksのDFラインは崩されっぱなし。何故、西武はこんなに動けるのか。去年、開幕調整に失敗してそのまま下位を低迷した反省はあったに違いないが、それにしてもあまりに一方的な試合内容。プレスがきついので、パックを奪ってもBucksはパスがつながらない。パスミス、トラップミスであっという間に守勢に廻る。

 山本さんはどっから手をつけたらいいか、反撃の糸口を必死に考えていた。1ピリ終わって0対3。見たかぎりでは手の打ちようがないくらい力の差がある。パスとトラップの技術を上げること。FWも含めて全員の守備意識を高め、つまりはあれを上廻るプレッシングをかけること。ホッケーの組み立てをシンプルにすること。僕が思いつくのはそういった辺りだ。山本さんは不用意なクリア、不用意なパスの多さを指摘していた。

 1対5の完敗。特別、戦術的な修正も加えられないまま何となく試合が終わってしまった。負け試合を使って3ピリは何かシステムのテストをしてみりゃいいのにと思ったが、面白いことは別になし。山本さんは「ウラウラ! ウラ使え」とか「逆サイド空いてるよ」とか、さすがサッカーな感じで広くリンクを見ている。試合後、神楽坂の寿司屋で色々と話し込む。




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