蚊の無駄にでかいやつであるガガンボ
(イラストは本文と関係ありません)


2001年08月分
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第4週

2001/8/19(日)
 15時、浦安市高洲野球場、Redcaps×NAVI編集部。「『NAVI』がカワニシさんをキャプテンにして野球部を旗上げした」「旗上げしたものの特に動きがない」と担当編集者サトーさんから聞いた私は当然のようにスローピッチ・ソフトボールの果たし状をFAXした。チーム名も決まってない出来たてホヤホヤの時期に徹底的に叩いておくことが今後の為にもなると判断したわけだ。それでも、球場が4時間とれたのでダブルヘッダーを予定していて、第一試合、1回の表の攻撃で我が軍が10点もぎとってしまったときは、ちょっとまずいんじゃないかと思った。どう見ても日頃、運動不足のチームNAVIは身体が動いていない。

「クルマばっかり乗ってるからだなあ」
「クルマばっかり乗ってるでしょうからねえ」

Redcapsベンチではそんな会話が交わされ、何となく手加減モードに入ってしまった。第一試合は14対9。その9点も投手が球を揃えて打たせてやった9点だった。だって68対0じゃチーム名つかないまんま解散しちゃうもんなあ。そうしたら第二試合、自信をつけたチームNAVIが真っ芯の当たりを連発、「走る、曲がる、止まる」の機動力野球を展開、何と8対11のスコアでRedcapsに土をつけてしまった。難敵出現の予感である。



2001/8/20(月)
 18時プレイボール、西武ドーム球場、西武×日本ハム。田中康夫さんの議会の都合だか何だかで来週、再来週と『アクセス』連続出演になる為、変則スケジュールで今日はお休み。そんな月曜日はマンデーパリーグ開催に駆けつけるしかないじゃないかと西武池袋線に揺られる。ホントは来月初旬、とんでもない無茶をやることになりそうなので早めにばんばん原稿書いとかなきゃいけないのだが、予告先発、松坂と佐々木なんだもん。

球場慣れしてる人は知ってると思うが、試合前の打撃練習はホームチームが先に行い、開場後はビジターチームに割り当てられている。時間に余裕があるときは開場時間に合わせて球場入りすると、ひいきチームのフリーバッティングが見られるところがビジターゲームの魅力のひとつ。いや、まあ逆に東京ドームではさんざんイチローの打撃練習を見せてもらったし、今年なら中村紀洋とかカブレラを楽しませてもらってるんだけど、絶好調の小笠原や、上向いてきた片岡、田中幸雄が見たいじゃないか。森本や飯山の様子も気になるところだ。

15時半頃、西武球場前に到着して駅前のコンビニで買い物してたら、今日実況の文化放送・斎藤一美アナが偶然やってきて、店の前で再会の握手。もちろん俺たちは同志である。ampm店先でスパークする野球馬鹿野郎2人。掛け値なしに斎藤アナこそ今、プロ野球実況日本一だろう。たぶん何かの形でいずれタッグを組む。

球場入りしたらブルペンに下柳がいたので声をかける。
「肩、心配しましたよ」
「もう少し、心配してください」
ほんの短いやりとりだったが、まだ違和感が残ってるらしいとわかる。まあ、病院の「異常なし」はアテにならないからなあ。今季は順位が順位なので無理しないで欲しいけれど、あと1勝で2ケタなんだよなあ。

打撃練習では森本の調子落ちが目についた。たぶん疲れてるんだろう、身体にキレがない。一軍に上がった頃はもっと最短でスパッとバットが出ていた。いっぱいいっぱいのところで頑張ってるんだろうね。上田佳範がいい感じに見えた。片岡も大体戻ってきてるな。

試合は早い回で松坂を崩せなかったことが全てだ。このところずっとそうだけど、松坂は立ち上がりが不安定だ。で、中盤ノッてきて、場合によっては終盤又、不安定になるか、手がつけられなくなるか。今日は上手く攻めれば序盤で3、4点とれたんじゃないか。それが田中幸雄のホームランの2点どまり。一方、佐々木は松坂との対戦を意識したのか物凄く肩に力が入っていた。

この日はLのクリンナップが大爆発、松井19号20号(左右両打席)、カブレラ43号、マクレーン30号で全得点を叩き出す。Lの外人助っ人が30本以上揃って打ったのはたぶん初めて。松井稼頭央は来季、メジャー挑戦が濃厚、今日はDHに入って守備が見られなかったが、持ち味を嫌というほど見せつけられた。2対8のワンサイドゲーム。

Lは上田、原井の二遊間がなかなか良かった。Fsは飯山のショート守備と打席を見られたことが今日のミニミニおしゃれ小鉢。前回、プロ初打席は札幌ドームだったもんなあ。高橋信二の一軍マスクもおしゃれ小鉢。次回は勝ちゲームにおしゃれ小鉢をつけて欲しい。代打出場の森本は三振。



2001/8/21(火)
 原稿書きの一日。秋田で行われているワールドゲームズ、パワーリフティング(軽量級)で渡辺心選手が5位入賞。あと一歩でメダルに手が届くじゃないか、凄いぜやかんちゃん!



2001/8/22(水)
 14時入り、スカパー青海放送センター、『ワールドカップ・ウィークリージャーナル』収録。台風接近中のお台場へ出撃。今日のゲストはTVジャーナリストのハンス・ギュンター・クラウトさん、FOXチャンネル代表のフランク・フォーリーさん、自由が丘「バッボ・アンジェロ」のオーナーシェフ、コッツォリーノ・アンジェロさんの3人。ドイツ人、オーストラリア国籍のアイルランド人、それからイタリア人というにぎやかな顔ぶれ。W杯イヤーのヨーロッパリーグ開幕&代表の戦いを語ってもらう。イタリア人がボケてドイツ人がツッコみ、そこに知らん顔してたアイルランド人がたまにからむという「レッツゴー三匹」の形式。収録が終わったら台風は通過していた。



2001/8/23(木)
 原稿書きの一日。晩飯を食いに絵理花へ行ったら文化放送『フォークトレイン』というか「F.E.N.」(ファイターズ・エキサイティング・ネットワーク)のスタッフが来ていた。文化放送を退職された渡辺勲ディレクターと奥様に逢う。石川真紀アナはぐっと大人っぽくなっていた。小林信也さんに新刊の『眼が人を変える』(田村知則・小林信也、共著、草思社)をいただく。



2001/8/24(金)
 原稿書きの一日。ではあるのだが、11時頃起きて何かこう全然仕事したくないなあと思って、とりあえずコーヒーでもいれて新聞読むかなあと思ったら、ふと気がつくと、

 13時プレイボール、鎌ヶ谷ファイターズ球場、日本ハム×ヤクルト。日刊スポーツ読んだのがいけなかった。「今日のプロ野球」欄にイースタン開催情報出てんだもん。今日のFs弟は豪華リレーだった。いいですか、関根→新谷→今井→伊藤→黒木ですよ。上田監督時代なら全員、上でばんばん投げてる。それを受けるキャッチャーがルーキーの駒井徹平(#56)。昨年まで高校生だった男が昨年まで10勝とか、かつての最優秀防御率とか、そういう球を受けている。

 しかも、その豪華リレーで負けましたからねえ。関根(#47)は球も来てなかったし、リズムも悪かったし、心配だなあ。試合後に話を聞いたら「ひとつの故障をかばってたら別のとこにもガタが来ちゃって最悪です」とのこと。仕事さぼって見に行っただけなのに何故、談話をとるのか自分でもわからないが、そういうことであった。S先発のルーキー松谷(#48)はキレのいいスライダーを投げていた。2番手の花田(#24、中大の後輩)も力のある球でFs打線に連打を許さない。

 結局、伊藤(#23)が3ラン喰らって3対6の敗戦。いつものように渡辺浩司コーチに話を聞きに行ったら、今日、西浦(#66)が上へ上がることになって何とFs弟は野手たった10人という大ピンチであることがわかった。田口の野球ひじ、野口の腰痛をはじめとして故障者続出なんである。そんな10人って長野の塚原青雲より少ないだろう。『二十四の瞳』の小豆島の子供たちにも負けている。たまたま球場に来ていたRedcapsの有山さんと二人で、「とりあえず今度の試合はユニホーム着て来るだけ来てみる?」なんて話になった。たまたま都合がつかなくて2、3人メンバーが欠けてたら困るでしょう。ヤクルトにメンバー借りるよりは俺たちの方が、ほら、チームを愛してるし、いいと思うんだ。

 と、我に返ると机のコーヒーが冷めていて何故か夕方になっていた。これはいけないと思い高速タービンを回転させて超ウルトラ原稿書き。真心の高速タービンというのかな。俺という人間の誠心誠意がそのままタービンの形で皆様に親しまれてるというのかな。ともかく朝まで長いです。



2001/8/25(土)
 15時半、TBSラジオ『宮川賢のパカパカ90分!』出演。宮川さんのテンションが高くて驚いた。いや、彼は声のトーン自体が高いんだけど、非常に独特のスピード感みたいなものを持っている。事前の打ち合わせはプロデューサーに任せて、顔合わせは最小限度にとどめ、本番の出あいがしらを大事にする方式であった。番組コンセプトは僕が昔、J-WAVEでやってた『クラブ・ド・トキオ』によく似てるんだけど、サジ加減が全然違う。AMの、ひとつの王道という気がした。他流試合だ。

 CM中に聞いてびっくりしたのは宮川さんが『えのきどいちろう意気揚々』の米長邦雄さんのコーナーに構成作家として参加していたという話。全然知らなかった。案外、豪華な番組だったのか。あと宮川さん、働き者だなあ。

 17時半、渋谷・クラブエイジア、「弥次さん喜多さんを励ます会」。しりあがり寿さんの『弥次喜多in Deep』、第5回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞を祝う催しなのだが、会場に着くとしりあがりさんやなんきんさんがいきなり扮装していて、モンドパーティーのような文化祭のような、つまりバカイベントである。久し振りの顔ぶればかりで楽しかった。名前だけ挙げると竹中直人さん、いとうせいこう、高木完、川勝正幸さん、安齋肇さん、サエキけんぞうさん、ナンシー関、坂本志保さん、敷島、渡辺祐さん、梅垣義明さん、村松利史さん、喜国雅彦さん、あ、あと意外と島森路子さんも。



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