蚊の無駄にでかいやつであるガガンボ
(イラストは本文と関係ありません)
| 2001年03月分 | |||||||
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第3週
| 2001/3/11(日) |
| 10時半、サントリー東伏見アイスアリーナ、アイスホッケー集結戦。日本リーグ公式戦、最終日。楽しかった冬が今日、終わる。日光アイスバックスは新しい運営組織での来季参戦を目指しているが、現体制、現メンバーでの戦いは今日でピリオドが打たれる。 11時フェイスオフ、雪印×日光アイスバックス。最後の最後にリーグの危機を象徴するこのカードが組まれていたとは、神様もニクい演出だ。当然、普段は顔を見せないようなマスコミ各社が殺到、指定席は完売、立ち見のファンが二重三重にアリーナをとり囲む大盛況となった。 今季、Bucksは雪印のフィジカルな戦法に手も足も出ない状況で、1勝した以外は全敗である。まあ、今年の雪印の頑張りは驚異的(もちろん僕はプレイオフを雪印に制してもらいたい)なものがあるから戦績自体は問わないけれど、来季のチーム編成に向けて考えるべきポイントだろうと思う。もっとも今日は、僕は勝ち負けにこだわらなかった。昨日、勝ってくれたこともある。だけど今日は特別な気がした。今日を最後にユニホームを脱ぐ選手も、不安なオフの日々に飛び出していく選手も、楽しんでもらいたい。ホッケーの神様がくれた超満員のアリーナで、ホッケー以外のことは全て忘れて、楽しんでもらいたい。 この日も雪印の猛攻は素晴らしかった。本当にスポーツの世界でモチベーションの占める意味合いは大きいねえ。パックがほとんど支配されて、Bucksの反撃は常に単発で終わる。2ピリを終了して0対3。5人対3人のキルプレーをしのぎ切るなどのディフェンス面の見せ場はあったけど、下手したら完封負けかなあと嫌な予感。 ところが第3ピリオド、三田亮太(#25)、入江孝明(#15)の連続ゴールでBucksは息を吹き返す。アリーナは物凄い騒ぎになる。特に退団の決まっている入江兄ちゃんのゴールは涙が出そうになった。ラスト、タイムアウトの後、BucksはもちろんGK春名を下げて6人攻撃のギャンブルに出るが、逆にヘンダーソン(#33)にエンプティ・ゴールを決められ、2対4で終了。いや、負けたけど面白いゲームだった。Bucksは10勝21敗3分で全日程終了。 昨日、8時間半も東伏見にいたので今日は第2試合・日本製紙×王子製紙を見たら家へ帰ろうと思ってたんだけど、この試合が又、壮絶な点取り合戦で、つい面白くて第3試合・西武×コクドまで全部観戦。トータル2日間で17時間も強化プラスチックの椅子に座ってたことになる。よくエコノミークラス症候群にならなかった。いやあ、ホッケーって本当に面白いですね。全試合終了後、リーグ成績、個人タイトルの表彰式が行われ、Bucksのマーク・コフマン(#93)がベスト6に選ばれる。その後はファンが氷上に降りての握手会。選手の皆さん、おつかれ様、ありがとう! |
| 2001/3/12(月) |
| 寒の戻り。虚脱状態。本当は原稿テンパッてるんだけど、楽しかったホッケーシーズンをあれこれ思い出し、全然、身が入らない。受け皿会社はうまく行くんだろうか。昨日、最後の握手会で村井君(#8)と話したけど、「これから秋までが又、長いんですよね」と寂しそうだったなあ。ああ、「野球、誘って下さいよ」とも言ってた。そうだ、東京ドームに本間さんとか春名君とか招待しよう。出来たら試合前に村井君とオバンドー並べて写真撮って、日本ハム選手初の「ほんまと〜」出演ってのも悪くないよ。Fsはこの週末、投手陣が打ち込まれたみたいだなあ。開幕まで2週間弱か、むむむむむむ。 |
| 2001/3/13(月) |
| 掲示板に来生えつこさんが書き込んでてひっくり返る。先週、玉木正之さんにも驚かされたけど、いや、こういうのはネットの面白いところだなあ。僕は来生さんの連絡先存じ上げないので文化放送かどこかに問い合わせてみるか。 文化放送といえば去年は今くらいの時期、しんどかったなあと思い出す。早々と番組の3月打ち切りが決まって、モチベーションの維持にホント苦労した。確か最後の数ヶ月はゲストをばんばん入れてもらった筈だけど、これは僕のリクエストで、「僕は緊張癖があってゲストを入れたフリートークがまだまだ自分でぎこちないので、勉強させて下さい」と新たな課題を設定してみたのだった。インタビューの練習にもなるしね。 まあ、最後までせいいっぱい頑張ったんだけど、3月も中旬になると自然に自分のなかでカウントダウンしてるというか、空気が抜けてくんだよ。立て直してキープするのに物凄いエネルギーがとられた。 あと、間抜けな話なんだけど4年間も朝ワイドやってて、「どんなに寝坊しても大丈夫な方法」を編み出したのも、ラストの3月に入ってからだった。これは凄い作戦なんだよ。明け方まで原稿書いて絶対このままじゃ寝坊するってわかるでしょ、そうしたら寝る前にヒゲもそって、歯磨きセットもリュックに入れて、Gパンはいたまま寝るわけ。ハイヤーが迎えに来るから、ピンポーンと同時に起きて靴をはく。何でもっと早く思いつかなかったかと思った。 |
| 2001/3/14(水) |
| 『板谷バカ三代』(ゲッツ板谷・著、角川書店)、猛スピードで読了。これでもかこれでもかと繰り出してくるバカ話に笑い転げて、だいぶたってからトビラページに、 「えのきど先輩へ こんな下らん本を出してしまいました。よかったら読んで下さい。SPA!の取材の際はホントにありがとうございました。 ゲッツ板谷」 と署名が入ってるのに気づく。あまりの文面に赤面し、わざわざ呼んできてうちの奥さんにも見てもらう。「先輩」っていうのは、どうも年長のライターという意味らしいよ。 |
| 2001/3/15(木) |
| 18時半、帝国ホテル・孔雀の間。2001年日本ハムファイターズ激励会。さあ、野球シーズンの到来だ。今年も帝国ホテルの激励会は大盛況。今年は名護キャンプに顔を出さなかったので、本当に久々に選手に声をかける。下柳、金村、建山、野口、森本、実松…。面白かったのはこないだのオープン戦で9失点を食らい、2軍落ちを命じられた下柳だ。 えの「どう調子は?」 下 「それ質問されるのが一番ハラたつ。10年やってんですよ。大丈夫ですって(笑)」 頼むぜ下柳! 左を苦手にしている西武戦を中心に今年もばんばん投げてもらわないとなあ。渡辺コーチとも話し込んで、今年はイースタン、もっと見に行くと約束。楽しみだなあ、早く球場へ出かけたい。 |
| 2001/3/16(金) |
| 12時、川越市、日立製作所ライフサイエンス推進本部。遺伝子解析センタ長、我妻雅子博士のインタビュー取材。我妻さんは例えば製薬会社等をクライアントにして、超強力シークエンサーによる遺伝子解析の受託業務をビジネスにしている方なのだった。まあ、値段とか規模とかそういうことをとっぱらって考えれば、写真館みたいな業務形態。近い将来、「テーラーメイド医療」(ある病気に関して、それに関係する個々人の遺伝子情報をチャックして、例えばXタイプならAという薬が効きやすい、YタイプならBという薬が効く、とその人に合った医療を決めうちするやり方)が実現するといった、どえりゃあ話をうかがう。 19時、サントリーホール、読響コンサート。 指揮:ゲルト・アルブレヒト ブラームス:交響曲第3番 ブラームス:交響曲第1番 先週のN響と合わせて、1週間のうちにブラームスの全交響曲の4分の3を聴いた勘定になる。フォスター対アルブレヒトは、アルブレヒトの圧勝。 |
| 2001/3/17(土) |
| 13時半プレイボール、東京ドーム、日本ハム×中日。今季初観戦のプロ野球オープン戦。あいにくの雨模様だったが、「東京の屋根の下」で御機嫌に過ごす。金村、野口の両軍・開幕投手候補の先発だったが、どちらもまずまず、まあ、行けそうだなあという感じ。Fs的にはエース・岩本の気持ちをどこまで重く見るか、ということだけど、まあ、残りのオープン戦で仕上がりを見せて欲しい。 投手陣に注目して見たが、ルーキーの中村隼人(#35)は良い球と悪い球がハッキリしている。強気の真っ直ぐや低目のスライダーかな、中継ぎで活躍しそうだと思える投球があるけれど、ブレーキングボールが抜けたり、打ち頃の高さに不用意な、カウントとりにいくストレートがあったり、ドカーンと失点食らいそうな要素も目につく。 移籍の斉藤貢(#49)はていねいに低目をついて好印象。まあ、だけど、今のパリーグ、球に力がないと、ていねいに低目をつくレベルじゃいったん火がついたダイエー打線やなんか抑えきれないよなあとも思う。中日の岩瀬を見て、こんなのが一枚いればなとノドから手が出る。抑えのミラバルはやっぱり不安定だった。今日は一点差を抑えきり、結果オーライだったが、この人は一年じゅう、結果オーライかそうじゃないかばっかり見せてる気がする。 一方の打線は何しろ中日・抑えの落合を打ち込んだわけで、文句のつけようがない。今日はホームラン攻勢じゃなく、ヒットをつなげたところもポイントが高い。失敗に終わったがスクイズを試みるなど、大島監督は意欲的であった。さあ、開幕まで正味一週間。 |