蚊の無駄にでかいやつであるガガンボ
(イラストは本文と関係ありません)
| 2000年9月分 | |||||||
| 第5週 | 9/24 | 9/25 | 9/26 | 9/27 | 9/28 | 9/29 | 9/30 |
第5週
| 2000/09/24(日) |
| 未明に帰宅。目覚ましと電話の子機とケータイを手元に置いてソファで仮眠、8時半いったん起き天候の確認、石神井公園野球場が使用不可能とわかり、シドニー五輪・女子マラソンを見ながらチームメイトの雨天中止の問い合わせに備える。高橋金メダル。 いったんは、もうこうなったら西武ドーム球場(13時開始)へ無理矢理出かけようかとも思ったが、根性が出ず、爆睡。夕方起きたらFsは快勝していた。金村自己最多の9勝。高橋尚子の表彰式を見る。絶対アレだな、高橋はアメリカとかで小学生と思われてビールとか売ってもらえないな。 |
| 2000/09/25(月) |
| 13時、銀座アスター新宿賓館、『週刊宝石』野球本特集座談会。新宿末広亭・夜席に上がる前のヨネスケ師匠と『AV女優』(筑摩書房)のノンフィクション作家、永沢光雄さん。内外の野球小説・ノンフィクション等について、まあ、語り合ったわけだが、笑ったのは永沢さんが朝から焼酎9杯飲んで来て、店では紹興酒で完全に出来上がっちゃったこと。話長くなったよ当然。6ページやそこらの特集で5時間半。速記会社の人が呆れていた。 |
| 2000/09/26(火) |
| 18時半、宇都宮市・ホテルフェアシティ、「日光アイスバックスを応援するつどい」。栃木県のサポーター主催のプレ開幕イベント。少し早めに会場入りしたらいきなり伊勢征広プレーイング監督に声をかけられる。伊勢監督、それからGK春名選手は釧路出身なので何となく仲良くなってしまった。 「何とかここまでこぎつけましたよ。今日まで選手には営業マンをやってもらって正直言って昨年よりきつかったですけど、今日からは彼等は又、スターに戻ります。補強も上手くいったのでかなり戦えるチームになったと思いますよ」 頼もしい言葉だ。ただその後に「だけど今日は良いニュースばかりじゃないんですよ…」と雪印アイスホッケー部今季限りで廃部の報を聞く。雪印は伊勢さんにとって古巣でもある。心中、相当複雑な想いのようだ。Bucksが頑張って存在をアピールしつづけることが雪印にも道を拓くことになる、と意見が一致。 ランディ・エドモンズ ヘッドコーチとはオリンピック談義をした。「夏の競技は何やってたんすか?」と尋ねると「野球のショートストップだった」と胸を張る。「キューバは強いっすね」「うん、強いよ」みたいな話を英語で続ける。 一応、ヨイショしなきゃと思ってカナダは何の競技、金メダル獲ったか考えたが、思いつかない。仕方なく「トロント・ラプターズのヴィンス・カーターは凄い」とか言ってごまかす。 パーティーは手作りのあたたかい雰囲気で、僕は大成功だと思う。一応、壇上でスピーチをさせていただいたが、自腹で駆けつけて本当に良かった。Bucksの選手とファンの距離感は、日本ハムファイターズで例えれば鎌ヶ谷みたいだ。地元の人が普段からしょっちゅう声をかけて、顔見知りになって、どうかすると「あ、今日、来てたんだ」なんて選手の方から先に声がかかるようになる。僕は東京在住だけど、だんだんそんな感じになって来ましたよ。 |

移籍加入のロバート・ミワ選手(#9)も雪印を心配していた。
| 2000/09/27(水) |
| 18時15分、東京ドーム、日ハム×オリックス。 イチロー、田口、ニールを欠くブルーウェイブに何と連敗である。しかも0対10の惨敗。大量リードされてからは淡泊な攻めで「消化試合」入っていた。もう、望みはないと自分に言いきかせていたことはいたんだけど、本当に望みが絶たれた。 気がつくと東京ドーム主催試合も今日を入れて残り3試合。寂しい季節だなあ。今日はシドニー五輪・野球日本代表もメダルのチャンスを失ったし、がっかりだ。 田中幸雄が韓国から意地のタイムリーを放ったのと、東京ドームの4回表、トリプルプレーの完成を目撃したことぐらいかな、今日はすっかり「小さい秋」見つけてしまった。 |
| 2000/09/28(木) |
| 国立劇場小劇場、TBS落語研究会。 家を出るときもたもたして19時頃、到着。 抜け雀 / 古今亭志ん五 たらちね / 入船亭扇遊 備前徳利 / 柳家小三治 時機が時機なのでオリンピックのマクラが多い。 小三治がビーチバレーを「かと思うとこれまで海で遊んでいたようなのまでオリンピック競技になっちゃって、…だから何でも身体を動かしてやっといた方がいいんです。いつ、それがオリンピックに入らないともかぎらない」とやったのは笑った。 |
| 2000/09/29(金) |
| マリオン・ジョーンズ、走り幅飛びは銅に沈む。 「陸上女子初の五冠」は消えた。この人の身体つきはバネも馬力もあって素晴らしいと思う。その上、人妻なのに過去のスーパースター、カーシーやジョイナーと比べて抜群に可愛い。 しかし、今日、最も劇的だったのはバスケット準決勝、アメリカ×リトアニアだろう。予選も壮絶な試合だったが、今日のスコアは何と85対83である。最後、ヤシケビチェス(#4)の3ポイントシュートが決まってたら「NBAのアメリカ」が敗れる大波乱だった。 気迫と執念である。昨年、ヨーロッパ選手権5位、世界選手権7位というリトアニアがNBA軍団に抗し得たのは、ゾーンとか戦術的なこともあるが、身体を張った気迫と執念。額に傷をつくりながら戦ったストンベルガス(#7)の姿が全てを物語る。 スーパードームの客は後半、完全に封官びいきになってリトアニアを後押しする。僕はあんなにあわてたアロンゾーモーニング(#7)やケビン・ガーネット(#10)を初めて見た。 TVアナが調子こいて繰り返した「20世紀最後のオリンピック」というフレーズに初めてリアリティーが宿る瞬間が、今日のスーパードーム立ち現れた。20世紀は結局のところアメリカの世紀であった。「米×反米」、今日、僕が見たのはそれだ。 今日は家を一歩も出ず、原稿を猛烈に書いてたんだけど、おかげで夜中、いいもん見たなあという満足感がある。あ、そうそう、『NAVI』11月号、神足裕司のページにこないだのTBSラジオ出演の話が出ていた。 |
| 2000/09/30(土) |
| 14時フェースオフ、西武×日光アイスバックス。 いよいよ第35回日本アイスホッケーリーグ開幕である。 何かよくわからないが7時頃、目が覚めてしまって電子レンジ調理の赤飯パック食ってしまった。 開幕戦は敵地、東伏見アイスアリーナ。思えばFsも今季、西武ドームで開幕戦を迎えた。一年じゅう西武と敵対している格好の俺様である。思えばそんなひねったことでなく、野球もホッケーも西武ファンなら文化放送がどんなに有難がってくれたかと思うが、そうは問屋がおろさない。 打倒西武! Bucksは昨シーズン、勝ちなしの5敗(1分)である。まあ、トータルでも3勝22敗5分でシーズンを終えているからアレだけど、コクド、西武の兄弟チームに圧倒的に分が悪いのは確か。でもねえ、Bucksも補強で戦力が充実、昨年と同じと思ってもらっちゃ困るんだなあ。「予定していた大口スポンサーの獲得が難航し、現時点でシーズンを乗り切る資金のめどは立っていない」(9月30日付、下野新聞)以上、何が何でも「勝利」のアピールが必要だ。 東伏見に到着すると会場前で今年も募金を呼びかけていて、即座に千円札を入れる。東伏見アイスアリーナでチケット代を払ってもBucksの収益にならないから、僕は必ずそうしている。道楽には身銭を切らないとなあ。来シーズンもどうにかして開幕戦を迎えたいからさあ。 アリーナに入るとキーンと冷えていて嬉しくなる。 今年も始まったなあ。アウターやBucksジャージを着込んで完全武装。久し振りに逢うサポーターの皆さんと握手。 Bucksが氷上に姿を現した。新しい白のジャージがまぶしい。西武も赤と黒のセカンドジャージでなかなかのもの。ホッケーだ、ホッケーだ。胸が高鳴る。そうこうするうちフェースオフになって興奮は最高潮に。第1ピリオド、しかしBucksはパックが手につかないというか動きが固いというか、空廻り。5:56、パスミスを西武、クリス・ブライト(#77)にスチールされ、あっさり藤田キヨシ(#40)の先制ゴールを許す。 第2ピリオド、6:26にも追加点を奪われ、昨年のリーグ王者、西武に一方的にやられるのかと思った。西武はあい変わらず松浦(#2)、小堀(#7)らの当たりが強烈でBucksはなかなか形が作れない。そうしたら藤澤悌史(#74)がやってくれました。今季、Bucks初ゴールは、アシスト、デガステッド(#92)、コフマン(#93)で藤澤! この得点で徐々に流れが変わりだす。やっとエンジンがかかってきたよ。 ロバート・ミワ(#9)とジャクソン・ヘイグランド(#33)の加入で強いセットが2つ作れるようになったのが大きい。これから呼吸が出来ていけば相当戦えるぞ。何しろ今日はエース、パトリック・デガステッド(#92)が終始、アシストに廻ってんだもんなあ。 さあ、感動の3ピリだ。身体を張って守り、気迫で攻めるBucksの良い部分が目につきだす。11:34、八木啓二(#36)のゴールで同点。俺は「八木は中大の後輩なんだよ」と大イバリ。東伏見の雰囲気が完全に変わった。霜降アリーナとまではいかないが、Bucksのホームゲームみたいな大騒ぎ。同点のまま19分台まで突入し、何と残り38秒の19:22、マーク・コフマン(#93)が決勝ゴール! もう、俺たちゃお祭り騒ぎだ。Go Bucks Go! タイムアップのカウントダウンなんて皆、声が裏返っちゃって怒鳴っちゃって、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロォォォォォッ! 勝った、勝ったんだよ、まさか勝つとはなあ、3対2、開幕戦勝利!! 釧路と横浜が引き分けだから「単独首位」の「勝率10割」だ! |