相手を決めて野球みたいに毎回表裏があって9回終了の形式。
場合によっては延長戦もあるかも?



今回のゲスト対談者はアイスホッケー選手の春名真仁さんです。


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7回表
 春名真仁様



 帰国して新しい週です。4月最初の連戦も勝ってマラーズ8連勝だねぇ。僕らが帰った後のミズーリ戦(ビジターゲーム、4月3日)で先発したんだね。5対4の激しい試合で「43 shots, 38 saves」か。最後、ジェフ・レイナートと交代してるけどケガじゃないよね? 38本抑えるって普通に考えたらくたくただ。失点はともかく、大車輪の働きだったんだろうと想像します。

 いやー、最高だったなぁクワッドシティ。ホントにミシシッピ川が景色を際立たせている。アリーナ(ザ・マーク)は川岸の立地だから、テラスから眺める春の表情が素晴らしかった。真冬はマイナス20度くらいまで行くってことだったから、皆、春の訪れにウキウキしてる感じだったねぇ。

 残念ながら春名君の出場試合は見られなかったけど、練習やロッカールームを見せてもらって、春名真仁がどれだけチームに受け入れられてるか、実感できたのが嬉しかったです。あと、地域社会だねぇ。僕ら、例えばロックアイランドのスポーツ店で「日本から来た、マラーズ春名の友達だ」と大イバリだよ。その店の御主人がシーズンチケット買ってる人で、「春名はよくやってる。日本のホッケー、けっこうやるじゃないか」と握手求めてきた。地域に確実に春名真仁の存在感がある。この何ヶ月、やって来たことが人の心に届いてる。

 UHLはマラーズ含めて4チーム見たけど、レベル高いねぇ。村井君が「日本代表、マラーズとやったら負けると思う」ってウワ言のように繰り返してた。プレーオフの日程が重なって無理そうだけど、本当はそういうレベルで一年やった春名真仁を世界選手権に出場させてみたいなぁ。「シュートスピードが速いし、遠くからでも打ってくるので、ここへ来てから局面への準備が仕事の7割です」って言ってた、その意識でもう一回、スロバキア戦やらせてみたいよ。本当にホッケーに対して純度の高い向き合い方をしていた。春名君は腕を上げたね。

 帰国して、やっぱやっときゃよかったなぁと思ったのは「#30 HARUNA IS HOT! LIKE HIBACHI!!」でザ・マークの客の爆笑とる企画だなぁ。先発出場が消えた段階でメゲちゃったんだけど、そんならバナーはやめて、ファミリー・ストアで白いTシャツ買って大書しとけばよかった。これはモーテルで夜中、突然思いついたコピーで、クワッドシティの日本食レストラン「さくら」の人気メニュー、HIBACHI(ショーアップされた鉄板焼き)にちなんでいる。

 いずれにしても最高に楽しい滞在でした。チケットの手配やら何やら有難うございます。そういや7回の表はクワッドシティで書く手筈だったけど、実際逢ったら、直接話した方が早いっていうか、時間が惜しくて、全然そんな気にならないもんだね。




 えのきどいちろう



7回裏
 えのきどいちろう様



 クアッドシティはここ最近さらに良い陽気で緑も増えてきました。窓を開け放ってボサノヴァ聞きながらの昼寝が最高に心地いい今日この頃、野球も開幕してNHLのプレーオフもはじまりホッケーシーズンも終盤戦です。日本のシーズンがカラダに染み付いているのでこの時期にまだホッケーやるの?といった感じは拭えませんけど。
先週はお会いできて本当に嬉しかったです。ウォームアップのリンクの中からえのきどさんと村井にフェンス越しで再会する風景は何だか不思議な感じでした。そのあと「ほんとに来てるよ」って自然と笑いが込み上げてきましたよ。えのきどさんはすでにレプリカジャージも着込んでいましたしね。滞在中は時差ボケ、旅疲れにもかかわらず毎日僕のおしゃべりにつき合っていただいてありがとうございました。ここぞとばかりに話しましたがまだ話し足りないくらいです。
でも残念だったのはせっかく遠いところを来て頂いたのにホームでの出場機会がなかったことです。僕自身ちょっと成長したところをお見せしたかったのですが。そして試合に出てHIBACHIもやって貰いたかったです。きっと受けましたよ。こちらの人は日本食というと必ず寿司とヒバチのことを言いますから。僕はあんなのを日本で見たことないですけど。

先週の試合ですがおそらくえのきどさんが見たスタッツは相手GKのものだと思います。たしか僕は20本ちょっとしか打たれてなかったはずですから。
ちょっと集中力を欠いた失点もあったので勝ちはしましたが納得できる試合ではなかったです。
昨日またミズーリ戦に出場して6ー2で勝ちました。昨日のデキはまずまずだったと思います。レギュラーシーズンも残り2試合でプレーオフは基本的にゴーリーは一人しか使わないようですから今年最期の試合になるのかもしれません。試合に出れないとしても1シーズン戦ったチームメートとチャンピオンリングを手に入れたいですね。

それにしても自動車ってほんとに便利なものですね。あの5日間だけクアッドシティがすごい快適に感じました。イイ町なのですが田舎町とあって自動車がないととても不便です。でも今はまた半径500メートルの原始的な生活に戻ってます。なので村井が見つけた「10ドルを使いきれない古着屋」ファミリーストアにもなかなか行けません(あのベストの評判はどうでしょうか?)。毎週4千着も仕入れがあるのに、、でもホッケー純度が高まってるのも車がないことも影響してると思います。無駄使いも減ってますし僕にとっては良かったのかもしれません。でもクルマは欲しいなぁ。

世界選手権ですが確かに力を試してみたいという気持ちはありますが、ここから存在感を日本に示すのはなかなか難しいですね。おそらく日本のホッケー関係者にとってUHLは未知のリーグですし情報も少ないですから。しかしえのきどさんの仰る通り決してレベルは低くないと思います。AHL経験者も多いですしクアッドシティからシーズン途中にAHLにコールドアップされて活躍している選手もいます。こちらではUHLはECHLと同じくAHLに選手を供給する2Aのリーグという認識のようです。
どちらにしてもプレーオフがあるので出場は難しいのですが、もっと必要とされる活躍をしなければならないといけないですね。
ただし出番は減ってますが早いシュートや展開にも慣れ、カラダも絞れてキレも増してるのでコンディションは今までホッケーをやってきた中で一番良いと思います。

えのきどさん達が帰ったあとかなり寂しくなっちゃいましたが残り1か月、ホッケー純度90%くらいで集中したいと思います。そしてチャンピオンリングを持ち帰ります。
でもリングは郵送かな?




 春名 真仁


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